ここ数日不在票を受け取ることが多い。せっかく時間指定で届けてもらっても、運悪くそんな日に限って家にいない。で、不在票。配送員さん、ご迷惑おかけしております。しかしながらどこまで便利かインターネット。なんでも買えちゃうもんね。
先だってもPAを発注しましてね、優秀な業者さんなんで翌日に届いたんです。しかも週末ですぜ。で、事前に佐○急便の配送員さんから電話がありまして、曰く品物が大きすぎて一人で運べない、ひいては貴君の腕をお借りしたいとの旨。なんたる軟弱者か! と思いながらも、こうして日曜にも、やれ行楽に浮かれる家族連れだの、やれ鼻息を荒げたカップルだのを尻目に仕事をしておられる御仁の心中察して余りあるので、その申し入れを快諾致しました。
そうこうする内に呼び鈴がなったので、来おったな軟弱者めが! とばかりに家を飛び出したところ、横付けされたあの見慣れたトラックの荷台から、なにやら風呂桶くらいはありそうな巨大な箱が申し訳なさ気に顔を出しておった。
「・・・デカいっすね」
「ええ・・・ これ一人じゃ無理なんですいませんが・・・」
配送員さんが差し出してくれた滑り止め付きの軍手を借り、ヒィヒィ言いながら階段をなんとか玄関まで運び上げました。伝票のやり取りを終え「それでは!」と去っていった配送員殿のなんと凛々しかったことか。敬礼。

梱包されていたダンボールを剥ぎ取り、なんとか小さくなるようにと渾身の力でたたんだものの、それでも居間の座卓ほどもあるのです。処理に窮しています。