さて・・・

日常へと帰ってまいりました。幾分ホッとしたような、なんだか淋しいような気分でございます。とはいえSP-D、まだまだ突っ走りますからね。っちゅーかむしろ始まったばかりだし。
というわけでここらで一つ、今回の旅のご報告をいたしましょうかね。

7月5日夕方、ヨレヨレのTシャツに短パン、サンダルというむき出しの田舎者スタイルで旅立った我々SP-Dと同行者二人(内訳:運転手及びカメラマン及び物販スタッフという大役をすすんで買って出てくれた心優しき良い男、相方山本剛のお兄様と、千葉のアパートへ交通費をかけないで帰る絶好のチャンスとばかりに同行を申し出てきた我が愚弟。後日否応なしにスタッフとして我々に引きずりまわされたのは言うまでもありません)は、まずレコード会社のある埼玉県は川越へ。とはいえ到着したのが真夜中だったのでその日は漫画喫茶へ入り、仮眠をとりつつ朝を待つことにしたのでした。・・・のはずが一睡もできねえでやんの。夜中なんだから有線とかもっとボリューム下げればいいのにねえ。こちとら疲れてヘトヘトだっちゅーのよ、いや僕一回も運転しなかったけれどね。でもまあ眠いのはしようがないので、すこしでも眠らねば。と狭い椅子に無理やり体を丸めるんだけれどベストポジションが決まらないの。なんだか背中に硬いモンが当たンだよう、なんだこの腐れ椅子がよう。などとゴソゴソモジモジしてるうちに日が昇りました。コンディションは最悪、こんな早朝から夜中まで外に出っぱなしなんて考えたくもねえ! とダダをこねたとこでどうにもならんのです。なんせそこはいるだけでお金がかかる漫画喫茶だし、さらにレコード会社に伺う約束の時間は刻一刻と近づいてくる。というわけで不承不承外へ出たものの、みんな大丈夫か? 疲れで顔がオッサンみたいになってるよう! という有様でして、多分僕もおんんじなんですけどね。本当に今日これからライブがあんのか心配になるほどの抜け殻ご一行様は、一路レコード会社へと向かったのでした。   

             次回・『ボッタクリ系アーティストSP-D、池袋で腐れ漫談』
                                  乞うご期待!!